車のオイル交換の目安を教えて！

車のオイル交換の目安で悩んでいるあなた！車のオイル交換の目安は、ズバリ！「5,000km または6ヶ月」です。もちろん、車の種類や走行距離数、ガソリン車かディーゼル車なのか、街乗りメインか長距離メインなのか、など。あなたの車の状態で、オイル交換の目安は変わってきます。では、さらに詳しく車のオイル交換の目安について解説します。

車のオイル交換の目安は

「5,000km または6ヶ月」を推奨します。

JAFに掲載されている情報では、ガソリン車（ノンターボ）のオイル交換目安は、「1万5,000km または1年」と記載されています。また、シビアコンデションの場合は、「7,5000km または6ヶ月」と記載されています。

では、シビアコンディションとは、どんな場合なのか、
JAFによれば、
・走行距離が長い
・悪路の道を通ることが多い
・上り坂、下り坂などの走行が多い
と記載されています。

このシビアコンディションに該当しない場合は、車のオイル交換の目安は、「1万5,000km または1年」で良いことになります。

オイル交換を「5,000km または6ヶ月」と推奨する理由

車のオイル交換の目安を「5,000km または6ヶ月」と推奨するのは、
1. 車のメンテナンスに関して、あまり関心がない
2. 普段は街乗りメインで、チョイ乗りするのみ
3. 湿度が比較的高い、日本の気象条件
の3点を踏まえています。

1. 車のメンテナンスに関して、あまり関心がない
車のボンネットを開けて、オイルゲージがどこにあるか分かりますか？おそらく、大多数の人は分からない思います。分からないからと言って、あなたを責めている訳ではありません。

実際、今の車は昔のように、エンジン周りにスペースがありませんし、高級車になれば、ボンネットを開けると、一面カバーで覆われています。また、ハイブリットシステムを搭載している車などは、もうどうなっているか、素人にはさっぱり分かりません。

結果、どうなるかというと、「メンテナンスはディーラー任せ」となるのは当然なんです。

2. 普段は街乗りメインで、チョイ乗りするのみ
車は通勤のみとか、週末の買い物やお出掛けのみなど、街乗りメインで、しかもチョイ乗りになります。車のエンジンをかけて、走り出して数十分もしないうちに、目的地に到着。次に車が動き出すのは、早くて明日。最悪は、次の週末まで車は動きません。という状態もザラにあります。

3. 湿度が比較的高い、日本の気象条件
日本の気候は、湿度が高いことが特徴です。カラッとした湿度の低い季節は一年の内、限られた期間しかありません。そんな湿度の高い日本では、オイルにもかなり過酷な環境なのです。湿度が高いということは、「水分が常に周りにある」ということになります。

オイルと水分がある条件を満たすと混じり合い、「乳化」という現象をもたらします。この乳化が起こると、オイルは激しく劣化してしまいます。

オイル交換は上記の3点を踏まえて

オイル交換の目安は「5,000km または6ヶ月」を推奨します。
車の性能を維持し安全に乗るために、楽しいドライブをするために、「5,000km または6ヶ月」を推奨します。

・メンテナンスに関して「ディーラー任せ」になるのは、今の車の事情を考えると仕方がありません。
・車の使い方が、街乗りメインでチョイ乗りになるのも、日本の車社会の特徴です。
・湿度の高い日本では、オイル劣化の可能性が高いのも仕方がありません。

なので、車のオイル交換の目安は早めにすることをおすすめします。

JAFが記載するオイル交換目安の一覧

どんなタイプの車も、シビアコンディションよりも早いオイル交換を推奨します。

まとめ

車のオイル交換の目安について解説しましたが、あなたの車の状態や乗り方、メンテナンスへの関わり方など、さまざま条件によって、オイル交換の目安が変わるのは事実です。

今回、提案した、オイル交換目安「5,000km または6ヶ月」は、ガソリン車で一般的な車の使い方をしている方に合わせて、「安全に安心して車を利用するため」というレベルに設定しています。

このオイル交換の目安を守っていただければ、エンジンオイル劣化による車の不具合は起こらないと考えています。

オイル交換料金は、ディーラーなら、3,000円〜5,000円程度で行えます。半月づつでオイル交換すると、年2回でおよそ6,000円〜10,000円です。安全で安心な車ライフを楽しむためにお願いしたい出費です。

では、安全運転で楽しいカーライフを！