トイレの照明と換気扇のスイッチを交換したいと思っているあなた!トイレのスイッチ交換を行った私の体験談をお話しします。ただし、注意点がありますので、最後までしっかりお読み下さい。
トイレのスイッチ交換を行う理由
トイレのスイッチを交換しようと思った理由があります。
・換気扇スイッチの透明プラスティックカバーが欠けた
・換気扇のスイッチ切り忘れ
の2点がスイッチ交換を行う理由です。
換気扇スイッチの透明プラスティックカバーが欠けた
先日、トイレから出た後、換気扇のスイッチを切ったところ、換気扇スイッチの透明プラスティックカバーが欠けてしまい、スイッチを押す箇所に段差が出来てしまった。
プラスティックカバーが欠けたことで、スイッチの押し心地が悪くなり、欠けているのでスイッチ表面に段差があり不衛生になる可能性があるので、スイッチの交換をしようと決めました。
換気扇のスイッチ切り忘れ
我が家のトイレのスイッチはこんな感じ。
照明スイッチと換気扇スイッチが独立したタイプで、スイッチが2個付いています。
スイッチ2個タイプで起こるのが、換気扇の切り忘れ。我が家では、換気扇のスイッチが「ON」の状態になっていることがしばしばあります。なので、誰かが換気扇のスイッチを「OFF」にするまで、いつまでも換気扇が動き続けます。
そこで今回、「スイッチ2個タイプ」から「スイッチ1個タイプ」に変更します。
スイッチ1個タイプにする事で、スイッチを「OFF」にすれば、照明はすぐに消灯し、3分後に換気扇スイッチが自動で切れる状態になります。こうする事で、我が家の「換気扇動きっぱなし問題」はめでたく解決します。
トイレスイッチの交換作業
まず、はじめにお伝えしておきます。
トイレのスイッチ交換をする場合、作業者は「電気工事士の免許」が必要です。
大まかな言い方になりますが、家庭内にある「コンセント」「照明や換気扇スイッチ」の新設・増設・取替え等は、電気工事士免許が必要になります。
詳しい作業範囲を知りたい方は、「経済産業省の電気工事の安全」をご覧ください。
→ https://www.meti.go.jp/policy/safety_security/industrial_safety/sangyo/electric/detail/koji.html
スイッチの交換作業
・トイレの照明と換気扇のスイッチに該当する「配線用遮断機(安全ブレーカー)」を切る
・スイッチカバーを外す
・金属製埋込取付枠を外す
・スイッチに配線されている、黒・白・赤の配線を外す
・新品の金属製埋込取付枠に新品の埋込トイレ換気扇スイッチをはめ込む
・埋込トイレ換気扇スイッチに、黒・白・赤の配線を取り付ける
・動作確認をするために安全ブレーカーを入れて、トイレの照明点灯と換気扇が動く事を確認する
・動作確認完了後、再び安全ブレーカーを切る
・金属製埋込取付枠を設置する
・新品のスイッチカバーを取り付ける
・安全ブレーカーを入れて、交換作業完了。
今回のスイッチ交換で購入したものと道具
購入したもの
・埋込トイレ換気扇スイッチ<タイマー式スイッチ(WN5276)> ¥2,139-
・埋込取付枠 ¥68-
・スイッチカバー <(WN6001WP)> ¥150-
近所のホームセンターで全て購入しました。
道具
・プラスとマイナスドライバー
・感電防止手袋
・ワイヤーストリッパー(今回は使用せず)
まとめ
今回、トイレのスイッチ交換をしてみました。
もともと繋がっていた配線(黒・白・赤)の状態が良かったため、配線の被覆をはぎ取る作業もなく、交換作業は簡単に行えました。
繰り返しになりますが、「照明や換気扇スイッチ」の取替え作業は「電気工事士免許」が必要になります。
電気工事業者にトイレのスイッチ交換をお願いする場合は、複数の業者に見積もりを取ってください。複数の電気工事業者のホームページで作業料金を比較してみたところ、¥8,000から¥12,000ぐらいの相場になっていました。